淡路夢舞台で自動運転車の実証実験がスタート
淡路島北東部・淡路夢舞台や国営明石海峡公園の敷地を活用して、自動運転車の実証実験が始まるようです。
兵庫県企業庁、国土交通省近畿地方整備局、国営明石海峡公園事務所、国立大学法人群馬大学、日本モビリティ(株)、(株)夢舞台が連携して、2025年の大阪・関西万博までに自動運転車によるレベル4運行を目指します。
※レベル4:特定条件下においてシステムによる自動運転
まずは今年2023年に、レベル3自動運転実証実験が行われます。
※レベル3:システムによる自動運転、運転手が同乗し緊急時は運転手が対応
実証実験では、グリーンスローモビリティ(グリスロ)を活用し、グランドニッコー淡路~アクアイグニス淡路島~交流の翼港を周遊する予定です。
企業庁の資料に自動運転車両の運行ルートも掲載されています。一部公道もルートに入っているようですね。
自動運転レベル
自動運転レベルは、運転主体や走行可能エリアなどによって、レベル0からレベル5までの6段階に分類されています。
- レベル0:運転自動化なし(運転主体は人)
- レベル1:運転支援(運転主体は人)
- レベル2:部分運転自動化(運転主体は人)
- レベル3:条件付運転自動化(運転主体はシステム、運転手必要)
- レベル4:高度運転自動化(運転主体はシステム)
- レベル5:完全運転自動化(運転主体はシステム、走行領域の限定なし)
グリーンスローモビリティとは
グリーンスローモビリティ(グリスロ)とは、時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービス(その車両を含む)のことを言います。
グリーンスローモビリティには以下の特徴があります。
- Green・・・電動車を活用した環境に優しいエコな移動サービス
- Slow・・・景色を楽しむ、生活道路に向く、重大事故発生を抑制
- その他・・・同じ定員の車両と比べて小型、開放感がある、乗降しやすい 等