淡路市がワイン特区に認定
淡路市が、2023年1月、「淡路市ワイン特区」として国から認定を受けました!
ワイン特区に認定されたことにより、淡路市で生産されたぶどうを原料として使用し、市内の製造場(ワイナリー)で製造する場合、酒税法の最低製造数量基準が年間6キロリットルから2キロリットルへ引き下げられます。
少量での酒類の製造が可能となることで、淡路市で生産が増加しているワイン用ぶどうを使った淡路市産ワイン製造者の新規参入が増えることが期待できます。
今後、観光ワイナリーなんかもできるといいですね。
丘に広がるぶどう畑を眺めながら、ワインをいただくなんて最高ですよね。
ワイン特区ってなに?
ワイン特区とは、構造改革特別区域法に基づく酒税法の特例措置によって、最低製造数量基準が緩和される区域のことです
通常、果実酒等の製造免許取得にあたっては、最低製造数量基準として年間6キロリットルの製造が要件とされています。
特区に認定されると、その基準が2キロリットル(果実酒の場合)に引き下げられます。
2023年1月現在、今回認定された淡路市を含め、全国で287の自治体が認定されています。
ワイン特区に認定されるメリット
ワイン特区に認定されるメリットは、最低製造数量基準が大幅に引き下げられることで、ワイン製造者の新規参入の増加が期待できることです。
ワイナリーが増えれば、観光客の増加が期待でき、観光客が増えれば地域のブランド力も高まります。
また、淡路市では農業従事者の高齢化や担い手不足による農地の遊休化が問題となっており、ワイナリーが増えることで、遊休農地の有効活用にも繋がり、新規農業参入者や担い手の育成など農業の活性化にも繋がるメリットもあります。